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GBS チュートリアル

ここではXM2CGMを使用してXMファイルからGBSファイルを作成する一例を紹介します。

1.必要なファイルを準備する
2.テンプレートをコピーする
3.Generalタブを編集する
4.Patternsタブを編集する
5.XM2CGMでGBSファイルを作成する
6.GBSを再生する

◆1.必要なファイルを準備する: GBSファイルの作成に必要なソフトウェアやファイルをダウンロードして準備しましょう。

◆XM2CGM
　XMファイルからGBSファイルに変換させるソフトウェアです。XM2CGMページ参照。
◆Modplug Tracker
　MODを作成・再生させるソフトウェアです。このページでのXMファイルの作成にはこのソフトウェアを使用します。MODページ参照。
◆KbMedia Player
　GBS等を再生させるソフトウェアです。GBS関連ソフトウェアページ参照。
◆GBS用 XMファイルテンプレート
　GBSファイル作成用のテンプレートファイルです。XM2CGMページ参照。

◆2.テンプレートをコピーする: ダウンロードしたテンプレートをコピーしておきます。今後もコピーして使えるように、テンプレートはとっておきましょう。

"gbs_default.xm"をコピーして名前を"test.xm"にした。

◆3.Generalタブを編集する: コピーしたXMファイルをModplug Trackerで開きましょう。
まず始めにGeneralタブを編集します。

Songタイトルを"TEST SOUND"にした。
◆Songタイトル
　曲のタイトルです。GBSファイルのタイトルに設定されます。
◆Tempo
　曲のテンポを設定します。
◆Speed
　1つのROWにかかるTick数を設定します。値が高いほど遅くなります。

◆4.Patternsタブを編集する: PatternsタブをクリックしてPatterns画面を開きます。
適当に曲を作ってみましょう。コマンド等の詳細は MODページを参照してください。
編集する時になる音や演奏音が大きい場合があるので、注意が必要です。

Channel1にInstrument:01で「ドレミファミレド」と打ち込んだ。
曲が出来上がったら保存しましょう。

◆5.XM2CGMでGBSファイルを作成する

ダウンロードしたXM2CGMを適当な場所に解凍してください。
「スタートメニュー」から「ファイル名を指定して実行」を選んで"cmd"と入力してコマンドプロンプトを開きます。

「ファイル名を指定して実行」で"cmd"と入力して実行。

コマンドプロンプトに"cd [XM2CGMがあるフォルダパス]"と入力してEnterを押します。もしXM2CGMが"C:\aaa\bbb\ccc\xm2cgm.exe"にあるなら、"cd C:\aaa\bbb\ccc"と入力します。
続けて"XM2CGM -t GBS [xmファイルパス]"と入力してEnterを押します。もしxmファイル"test.xm"がXM2CGMと同じフォルダにあるなら、"XM2CGM -t GBS test.xm"となります。

XM2CGMの実行結果。

しばらくするとXMファイルと同じフォルダに同じファイル名のGBSファイルが作成されます。

"test.gbs"が作成された。

◆6.GBSを再生する: KbMedia Playerを起動してGBSファイルを読み込み、ちゃんと演奏されているか確認してみましょう。

Media Player演奏画面。
どこか変な演奏がある場合は、Modplug Trackerで調整して再度GBSファイルに変換してください。
調整すればGBSファイルの完成です。

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